気まぐれブログ

上杉昇さんの曲も想いも沢山の方に伝えたい𓂃 .⋆

気まぐれブログ 上杉昇さんの曲も想いも沢山の方に伝えたい

「気になるアーティスト」を紹介するmuevo pick up。今回は上杉昇さんの登場です❢❢

上杉昇 常に進化して自らの表現を鳴らし続けるミュージシャン

https://media.muevo.jp/articles/7261

 

15歳の時にGuns N' Rosesのビデオを見てロックに興味を覚え、16歳の時に初めてのバンドを結成。その後18歳の時に受けたオーディションで上位に入賞し、19歳の時にWANDSを結成。「世界が終るまでは...」をはじめ、今でも多くの人に歌われ、愛されている楽曲群を発表し、1997年に同バンドを脱退した。 

その後ともにWANDSを脱退した柴崎浩とユニット「al.ni.co」を結成し、4年程度活動。以降ソロ活動やバンド「猫騙」での活動をスタートさせた。

猫騙はどちらかといえばしっかりとバンドサウンドを鳴らし、オルタナティブなロックサウンドを届けているのに対して、ソロ活動ではより歌の要素の強い楽曲を展開することが多かった。しかしそんなソロの楽曲も次第に深化していき、今ではハードでインダストリアル、それでいてエレクトリカルな要素も絡めたサウンドも鳴らしていく。

2020年、48歳を迎えてもなお自身の音楽・自身の表現を研ぎ澄ましていく、まだまだ成長を止めないミュージシャンだ。

 

上杉昇「カワラコジキ」LIVE-MV 

 

 

2020年5月27日にリリースされたばかりのシングル「カワラコジキ」の表題曲。 

冒頭から、メタルコアやハードコアを思わせるような重たいリフが鳴り響いたかと思えば、インダストリアルでダンサブルなリフへと変貌を遂げ、そのままそのサウンドの上で歪んだボーカルを聴かせる。全体を鼓舞するような勢いもありながら、どこか不穏な雰囲気もある、独特の雰囲気の楽曲だ。

また特筆すべきはデビュー時代から評価が高かった、言葉選びの妙。≪未成熟な価値観の猿に/与えられた遊具の電波で/起こりうるは戯言憂さ晴らし≫と、時代を反映した真摯な言葉を、独特の表現で発信している。この言葉選びのセンスは、唯一無二だろう。

 

上杉昇防空壕』LIVE-MV 

 

 

2019年12月4日にリリースされたシングル「防空壕」より、その表題曲。 

インダストリアルなバンドサウンドにエレクトロサウンドを融合させて、ヘビーでありながらもどこか洗練された音を奏でる。疾走感のある楽曲というよりは、一つ一つの音をたっぷりととったような重厚な雰囲気の楽曲だが、2分55秒以降の展開は思わずヘッドバンギングでもしたくなりそうなほどに、激しく、音数が増す。激しく音にノレるパートと、じんわりと音に侵食されていく感覚を味わえるパートの、両方を楽しめるのが魅力的。

「戦いが過ぎるのを待っているという、ちょうど今の時期に偶然マッチした楽曲になっている」というような、今聞くとますます刺さる1曲だ。

 

読者に向けては「5月27日リリースのライブMV『カワラコジキ』には是非注目してほしい。また、こんな時期だからこそできるオンライン上での活動にも力を入れているので、是非チェックして欲しいです。」という、スタッフからのコメントをもらっている。

まだまだライブに行くのは難しいかもしれない今の時期。ライブMVを見ながらライブに行った気分を味わえるというのは嬉しい。是非大きな画面にヘッドホンをつけながら、大音量で堪能してもらいたい。